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日々のことあれこれ。 By 愛


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映画の世界へ ライアンの娘

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映画が好きとはいえ、観ない時はとことん観なかったり。映画館は毎度マスクして映画鑑賞。今日は昨年お友達に教えて頂いた「第3回 新・午前十時の映画祭」を観るためです。昨年は第2回だったんです・・・。新潟であるとは思ってもいなかったので足を運ばず。「ライアンの娘」です。冬以来の映画となりました。新潟はグループAで今日6月27日から7月10日までの上映で10時の1回のみです。

「ぜひ観てね。」とのことで上映期間、時間が1日1本なので今日しかないので出かけたのです。

アイルランドのさびれた海辺の寒村。何で生計をたてているのかわからない人間が多く登場。お店はわかるけれど・・・。アイルランドの断崖絶壁は、LUNA SEA全盛期時代のMOTHERのプロモーションビデオの景色をふと思い出しました。あの断崖なのかアイルランドは断崖が多いと思うので違う場所なのかな。今や彼らのビデオは処分したので思い出せません。

主人公のロージー。夢見る夢子さんだったのです。いつか王子様が・・・と心の奥でどきどきの恋を思っているような人。優しい教師の年の離れたチャールズに告白して結婚。それなのにどこが不満なのかがわかんない。淡白すぎるのが駄目だったのかなあ・・・。これはよく聞くけれどね。旦那様は家族としての同志だけれど、男女の世界は卒業しているからときめきが欲しいのという想い。私から見ればものすごく大切にされているのに何が不満なんだって思うんだけれど。

失った後に大切なものに気づくんだからねと忠告はしましたが・・・。たぶんその後はどうなったのか。自然と疎遠になったのでわかりません。母が言うには「どっちにしても地獄のみ。覚悟がないなら最初から道ならぬ道を歩むな。」とのことです。

自ら告白して結婚まで行きついたのにロージーあんたって人は・・・。たぶん放送禁止用語出ちゃうのでここではロージーの心境は書きません。胸がときめく甘美な世界をずっと願っていたんですよね。年も離れていますし穏やかな平凡な暮らしにこうじゃないはずなのに・・・と。

そこに、足を痛めた英国軍人ランドルフがこの地に赴任となります。マイケルの床を叩き蹴る音で銃の音、戦争のことを思いだしロージーの父経営のバーで床に伏せて恐怖の気持ちを抱えた時にロージーとあっという間に恋に落ちる官能の世界・・・。ってこういう世界って実際にあるのだろうか・・・ってつっこんじゃいました。結構つっこみどころが満載。

このランドルフ演じた俳優。若かりし頃の、当時だけ好きだった2枚目で背が高く痩せていた竹内力をちょっと思いだしちゃいましたが(今は全然違うけれど昔は二枚目。確か銀行に勤務していたものね)、お互いロージーには理解ある夫、ランドルフには英国に置いてきた妻があるのに人の目を避けて逢瀬が・・・。すぐに知られるに決まっています。小さな世界ですから。

シーンごとに、花が登場するのです。愛する妻のためにスノードロップの球根を植えて咲いている鉢をプレゼント。しかしロージー冷たい態度(笑)。夫がいるのに家の近くで逢瀬の約束をするシーンで鉄砲百合の群生。鉄砲百合は、貞淑な妻のをイメージとするのだろうか・・・。これは夫が妻ロージーのために植えたものと思われます。花粉がスカートにつくシーンで、うすうすとロージーの変化、不徳の世界を感じだした夫。蕊の花粉が汚らわしいイメージなのかなあ。

そして、ランドリフとの森の中での逢瀬のシーン。もう美しいロケーションで最大にエロティック全開。ロージーの朱色が効果的な感じがしました。すっかり女としてチャールズでなくランドリフによって官能を目覚めちゃったロージーの心境を表すのにこの色なのかなと思ったんですが・・・。

満開の花はブルーベル?。すぐに花の名前が出てこない自分にイライラ。エロティックなシーンで久しぶりにドキドキしたと言うのに(笑)。隣の年配の女性、携帯大音量で鳴り響きしかも電話に出る。怒りを覚えました。若い人のマナーがなっていないというけれど・・・。年配の人もマナーがよくないです。

映画や舞台の時は、電源切りましょう。あと時計のアラームが1時間ごとに鳴るようにしている人も・・・。せっかくの映画が台無しです。甘美なメロディーの中の世界が失われる。隣のホットドッグの紙包みがさがさの人も・・・。やな予感はしていたのです。自分で席を選ぶシステムの映画館ですが、こうも酷いとは。

私が大好きな小さな映画館では、必ず上映前に支配人の方が挨拶をします。そして携帯電話のことも必ず話します。飲食禁止です。この映画館ではマナーをみんなが守るのですが今はやりの映画館は、上映すればいいという感じなのかな。見る人のマナーが悪いことに腹をたてちゃいました。

さて優しいチャールズが海辺のランドリフとロージーの足跡が残る砂浜を見ます。逢瀬を確証したシーンのヒースと帽子と巻貝。今までうすうす感じていたのにそれでも心の中で違うと信じていたのに・・・。

クライマックスへと進みます。官能の世界の他、政治世界、村八分のあの衝撃のシーンも交差していきます。最後は、こういうことだったのか・・・。それにしてもロージーの父ライアン(笑)。この人って自分がしたことを娘にかづけるなんて言語道断。リンチされるのが怖いからってね。どの面下げて、心に傷を負った娘と対面したって言いたかったくらい。

最初からロージーに目の敵的な小太り意地悪女(笑)。昔読んだ絵本に出てきた美しい挿絵ではあるものの血のつながらない美人の姉をいじめる醜い意地悪妹の絵にそっくり(笑)。この童話、美しい姉は言葉を発するたびに金貨が口から出てきて、妹は言葉を発するたびにヒキガエルが出てくるという話でした。こういう人たちが出てこないと、主役も光りません。

ランドリフもロージーも本能のままお互いを求めたけれど、永遠の愛にはならなかった・・・。神父と今まで村人と同じように忌み嫌っていたマイケルが見送る最後のシーン。マイケルと同じように村人から蔑まれるロージー。

果たして夫がいながら逢瀬をした代償の心が傷つき嵐のような出来事が次から次へとあったロージー。自分を裏切りながらも彼女を庇ったチャールズ。ロージーの顔を叩くこともののしることもしなかった・・・。

ロージーとチャールズを乗せたバスはダブリンへと旅立ちます。泣いちゃ駄目、堂々と何を言われても歩いてこの廃れた海辺の寒村を離れなさいと第三者的に思ったのでした。不徳をするには覚悟があってだと思ったから。

別離をお互い決めたロージーとチャールズのその後は・・・。私の答えは・・・。秘密(笑)。きっとひとぞれぞれにロージーとチャールズの人生は違うはずだから・・・。10人いれば10人の世界です。ぜひ映画館に足を運ばれてみてくださいね。

映像も美しく、こういう風景の切り方をするんだなあと思ったり。甘美な世界のメロディー、迫力あるメロディー。映画音楽を聴くだけでその映画を思い出す・・・。今の映画はそういうことが少なくなりました。母のレコードの映画音楽、よいです。さて次はこのシリーズどの映画を観にいきましょうか・・・。

写真は映画とは関係ないですが、映画館のある新潟市繁華街の万代での写真となりました。帰りはなぜか本格的な雨と家に近づけば近づくほど・・・。なぜか三善英史の「雨に濡れながらたたずむ人がいる」の曲が頭に。ここしか覚えていないけれど昔の曲の歌詞って浪漫があったなあ・・・。決して年齢詐称はしていません。

大好きなイングリッド・バーグマン。私生活は知らないままにしておいたのです。写真かロバート・キャパとのロマンスがあったのですね。そのことを映像化が決まったとのこと。イングリッド・バーグマンどの女優が演じられるのか・・・。ロバート・キャパはどの俳優が。上映するころはいつになるかわかりませんが、観てみようかなと思います。
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by silentblue1669 | 2015-06-27 17:51 | I ♥ Niigata